下駄骨折ってなに?
2019/09/06
ブログ
こんにちは王子療術センターの原田です
今日患者さんの足を施術する際
捻挫の跡のような歪みがあったので
「過去に捻挫や足首のけがをしたことありますか?」
と聞いたところ
「そういえば“下駄骨折”したことがあります」
と返ってきました
ゲタコッセツ?はて
聞いてみると
足の小指側の骨折だったそうです
下駄をはいていたころの名残なんでしょうか
気になって調べたところ
“第5中足骨骨折”のことを通称下駄骨折または下駄ばき骨折というようです
第5中足骨骨折とは
足の甲の骨、第1から第5まである中足骨のうち
第5中足骨(小指側)の付け根の骨折(上写真a)のことをいうようで
同じ第5中足骨の疲労骨折で“ジョーンズ骨折”というものもあります(上写真b)
こちらはスポーツのし過ぎで起こる疲労骨折です
骨折の位置が微妙に違うんですね
下駄骨折は激痛と腫れで歩行困難になり
ジョーンズ骨折は徐々に痛みが増してきてスポーツを続けるのが困難になります
どちらも早めの治療が必要ですので
まずは整形外科に直行しましょう
ただ
痛みが治まるとリハビリ等をしなくなって
足首の歪みから全身の歪みになってしまうので
きちんと調整しておくことをお勧めします