痛みの長期記憶化
2019/08/03
ブログ
こんにちは王子療術センターの原田です
今日は「痛みの記憶」に関する話です
記憶、というと短期記憶や長期記憶といった言葉が出てきますが
短期記憶は数を覚えて書き写したりする
十秒から数十秒単位の記憶のことで
長期記憶とは自転車の乗り方や楽器の弾き方など
数年たっても忘れない記憶のことです
長期記憶にするには「反復」が不可欠になっていきます
短期記憶が「反復」を重ねると長期記憶に変わってきます
これは脳で記憶しているのですが
痛みも「反復」を繰り返したり「痛いまま放っておく」と
長期記憶のようになってしまうんです
つまり
痛みが物理的には良くなっていても
体が痛いときの記憶を覚えていて
いつまでたっても痛みが無くならない状態になります
これは脳ではなく脊髄で記憶するそうです
良くする方法としては
「痛みを繰り返させない」→反復学習させない
「痛い時間を減らす」→脊髄に痛みを忘れさす
が必要になります
当院ではどちらの施術効果も考えながら行いますが
病院の鎮痛剤や湿布なども同じ意味で使われるので
重症な症状には併用してもらうのが理想的です
痛む時間を減らし、繰り返さないことで
痛みのない快適なカラダを手に入れましょう!